恋愛よりも高尚な美学的興味
一旦はお蔵入りさせた記事ですが、先日、嵐(あらし)というアイドルがMCをしている番組で「花より松潤」という回を観て、オバサンの描かれ方に愕然とし、敢えて部分的に復活させました。
上の油絵は、佐伯祐三(さえき・ゆうぞう)画伯が1925年に発表した「洗濯屋にて(オ・プティ・ソミュール)」です。この絵は、私にとってのパリを最も象徴していると同時に、私の心境の一面を最もよく表わしています。最近は、この絵を見ながらバッハのオルガン曲、特に Prelude and Fugue in E Flat Major, BWV 552 St Anne 通称《聖アン》を聴いて修道女気分に浸るのが日課の一つになっています。
以前の記事やプロフィールでも書いているように、私は20~30代の頃、ディスコの従業員やラウンジピアニストをしたり、飲食店の経営に関与したりして、夕方から働くような生活をしていました。明け方まで様々な「夜店(よみせ)」に客としてではなく、同業者として出入りしていたため、男の子たちの「お悩み」を聞いて差し上げる機会も結構ありました。自分より年上ではない男性を、職業・立場・年齢に関係なく「男の子」と呼ぶのが私の習慣なので悪しからず。そのうち、男子(だんし)という呼び方に変えるかも知れません。ともかく、男の子たちが当時は中年でなかった私にふと漏らしてくれた、「中年女性に対する本音・本心」は今や、中年となった私の貴重な財産・指針になっています。
今は「体力的理由」「健康上の理由」「美容上の理由」などから、「夜店」に出入りすることはなくなりました。しかし、さまざまな場で若い人たちと接するので、生理的嫌悪感を持たれないよう、最低でも「脂(あぶら)ぎったオバサン」や「陰険なオバサン」にはならないよう気をつけています。当然のことながら、仕事上で男の子たちと接する場合に、余計な感情をはさまない点では、長い間、皆さまに安心感を持って頂いているところです。これは、広い意味での教育に携わる者として最低限のマナーだと思っています。
ともかく、好感を持てる爽やかな男の子たちには日常的に結構お目にかかれるため、爽やかな空気を頂いて私もリフレッシュ出来ており、それが自分の「アンチ・エイジング」に役立っていると思います。しかし、好感とともに美学的興味を抱けるような男の子にお目にかかれるのはごく稀です。この美学的興味は、私にとって恋愛感情よりもずっと次元の高いものです。・・・(工事中)
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